商品紹介

RATTAN

 

RATTAN(ラタン)(籐) / スツール、サイドテーブル

フラフラと過ごした分時間には余裕があり、スマートフォンの台頭も重なりどこでも手元で情報収集が出来てしまった20代。とにかく好きになった物に関してのインプットを沢山しました。ファッション、カメラ、自動車、とにかく好きになった物は何でも調べる、触れる場所があれば触りに行く。お金は無いので(今も尚)手に入るのは知識だけという不毛な時間。家具に関しても同様で、量販店で見た”それっぽい”雰囲気の家具の元ネタ探し、あの店に置いてあるカッコイイ家具はどこのだ、都度調べてはインプット。今日ご紹介するラタンという素材も、特に熱心になったカテゴリーの一つかもしれません。

ラタン(籐)は東南アジアを中心に熱帯雨林、亜熱帯、熱帯地域のジャングルに自生する非常に生命力の強いヤシ科の植物です。確認されている人類最古のラタンの家具は紀元前4000年、エジプトでスツールとして使われている石彫が考古資料として博物館にあるそうです。本格的にヨーロッパで籐家具が使われ始めたのは、14世紀頃からで、細い籐芯で編んだウィツカーチェアはビクトリアンデザインという貴族が好んでインテリアのアイテムとして使用したと言われています。画像は当店にございますチークとラタンの組み合わせが美しいスツールです。アノニマスな品ですが、おそらく北欧メイド。ラタン特有のハンドクラフト感のある素晴らしいデザインです。

強度など実用性の観点から、最近の物だと座面は六角形が並ぶ形の編目になる”カゴメ編み”が採用されている事が多く、このジャンルの一つの究極であろうピエールジャンヌレのチャンディーガルシリーズでもカゴメ編みに貼り替わっている物を見掛けます。個人的にはこの四角が並ぶ編目が好きで、ラタンの家具を見る際気にしてしまうポイントでもあります。脚にも職人の手仕事がシッカリと感じれる逸品です。ご来店の際は是非腰を掛けてみて下さい。

スツールと同じくチークを使用した北欧メイドのサイドテーブル。引き出しが付いている物は少し珍しいかもしれません。北欧諸国は長く厳しい冬に室内で過ごす時間が多い為、くつろげる心地良い時間、そんな時間を作り出す物や事を大切にします。決して飽きがこない、それでいて素材の良さを引き立てる洗練されたデザインが好まれ、そうした品が古くから多く造られてきました。そんな考え方の中にラタンの持つ特有の暖かさがピッタリとハマり、リゾート地で作られるラタン家具とは趣の違う家具が生まれ、世界中で愛されています。

まさにそんな北欧デザインと言える品です。ご家庭でのレイアウトパターンが幾つも思い付くであろう絶妙なサイズ感は、長く大切にご使用頂ける家具とはこういった物かと感じさせてくれます。ラタン、チーク共に現状で適度に経年を感じられるのも嬉しいポイント。引き出しの下のラタン部をどう使うかはあなたのセンスです。

空間をモダンに仕上げる際にラタンは本当に最適だといつも感じます。「まずはラタンの椅子からだよ」ってインタビューで誰かが言ってました。多分BEAMSの社長だったと思います。

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