商品紹介

COPPER

COPPER(銅) / ヨーロッパの銅製調理器具

銅(Cu)は自然界に存在する為、人類とは最初期の文明からお付き合いがあると言われています。紀元前9000年頃の中東に起源があると言われ、日本では紀元前300年、稲作と同じ頃からあるというのですから、これは一番身近な金属と言って決して大袈裟では無いですね。本日はそんな銅を使用したキッチン用品のご紹介です。国内ではステンレスやアルミに押され、卵焼き器以外はあまり見掛けないかもしれませんが、フランスをはじめヨーロッパでは今なお根強く愛されてるんですよ。

ミルクパンとソースパンの違いを聞かれて答えられる男性は少ないかもしれませんが、僕は答えられます。注ぎ口がある物はミルクパンです。そんな素敵なミルクパンはフランス製。緑青も少なく、状態は良好かと思います。特に最近の銅鍋ですと、内側が錫メッキされている物が非常に多いのですが、こちらは内側まで完全な銅製。取扱い方はよりデリケートになりますが、銅本来の熱伝導率の高さを活かす事が出来ます。注ぎ口のみ磨きを掛けずに打ち出しの跡が残っているルックスも非常に珍しい逸品です。

続きましてはスイスからエントリー。フライパンや鍋の種類に関して無知な紳士諸君も先程のミルクパンのくだりからもう分かりますね、ソースパンです。こちらは内側が錫メッキ、打ち出しの跡は全体に見られます。この打ち出し痕、好みが分かれますが、多い方が銅鍋らしさがある気がして僕は好きです。取っ手の作り込みも素晴らしいです。利便性だけを追求せず、その中にデザインや美しさがシッカリと組み込まれています。

こちらもスイス製。両手持ちのラウンドパンというと、僕はどうしてもパエリアが思い付きます。ただパエリアパンてもう少し浅い気もするので、じゃあスイスの方はこれを何に使うのか。ちょっと気になってスイス料理って画像検索してみると、この深さが便利そうな料理を幾つか発見しました。つい先程の話なのに、馴染みが無さ過ぎて料理名はサッパリ思い出せません。使用感で言うと先の二つより見られますが、シッカリと手入れはされています。また、使用される頻度が高かったという事は便利という事。実際僕はこれ、家にあったら結構使うと思います。

本日最後はポルトガルからザ・フライパンです。ポルトガル料理と言えば鴨肉の炊き込みご飯をオーブンで焼いたアローシュ・デ・パト。勿論食べた事無いです。今回の記事の為の撮影の際に、撮りながら単純に一番美しいなと思ったのがこのフライパンです。取っ手の角度のセクシーさが本当に素晴らしく、ヨーロッパのレストランの様にキッチンで壁掛けすれば、それだけで空間のグレードが一気に上がるのではないでしょうか。

訪れた際は必ず食べた方がいいと言われるモン・サン・ミッシェルの名物料理、ラ・メール・プラールは銅鍋じゃないと作れないそうです。手入れが大変というイメージ(多分鉄鍋の方が面倒です)だったりで敬遠されがちな銅鍋ですが、先に少し触れた熱伝導率の高さは 鉄の5倍、ステンレスの24倍、冷めにくい性質もあるのでお料理には本当に最適なんです。そして経年からくる味も含めた代えがたいルックス。台所用品ですが、これは立派なインテリアなんです。

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